ピラティスとヨガの違い

ピラティス

目次

  1. ヨガとは
  2. ピラティスとは
  3. 結論

ピラティスかヨガか、自分にはどちらが合っているのだろうか選択しようとした時に頭をよぎる疑問ではないでしょうか。私がピラティストレーナーをやってきてヨガとピラティスの違いはなんですか?とよく聞かれるので簡単に説明してみようと思います。

1、ヨガとは

【ヨガの歴史】・・起源は4500年前のインド。体と心を結びつけ精神を安定させる修行法として生まれる。瞑想や坐法に加えアーサナ(ポーズ)、呼吸(プラーナヤーマ)で構成されたのがヨガの原型となっているそう。

【ヨガの目的】・・ヨガの教本によると”心の動きを抑制すること”と記されている。心の動きには様々なものがあり喜怒哀楽これらの感情に振り回されることなくそれに伴う行動をコントロールすること。

【ヨガがもたらす効果】・・ヨガといえばアーサナ(ポーズ)ですが、様々なポーズを取ることで養われる柔軟性、筋力。それらが向上することで肩こり・腰痛、運動不足、血液循環や代謝アップなど体の不調が改善されます。そのほかにも沢山の恩恵をヨガをすることで得られます。

引用させていただいたサイトはこちら

2、ピラティスとは

【ピラティスの歴史】・・ピラティスメソッドはドイツで生まれたジョセフ・ピラティス氏によって考案されたボディ・マインド・スピリットを統合させることを目的としたコンディショニング法。第一次世界大戦後、負傷した兵士に対し体の強化、機能向上のためリハビリとしてこのメソッドを提供していた。

【ピラティスの目的】・・ヨガと目的とするところは似ているのですが、体幹の強化に必要な深層筋(インナーマッスル)とそのコントロールを目的としています。腹筋と鍛え、背骨を柔軟に動かすことで姿勢の改善を促し、身体本来の機能向上を目的としている。主に心身のコントロール、正確性、集中力、センタリング、フロー、呼吸が重要なピラティスの基本原則と言われている。

【ピラティスがもたらす効果】・・ヨガとの共通点はマットで行えるピラティスもあるという点。そして相違点は近年メジャーになってきているのがマシンピラティス。ピラティス氏がその昔、筋肉と関節への補助と抵抗を取り入れるために発明した機械である。リフォーマー、キャデラック、ピラティスチェア、バレルなどといった機械を取り入れてトレーニングを行うのがピラティスである。筋力アップ、柔軟性、安定性の向上、呼吸、そして体の深部を意識することで得られる集中力や観察力が養われる。体本来の使い方を自身で得ていく学びのエクササイズです。

3、結論

ピラティスもヨガも歴史は違えど、効果や目的というところでは似ている点があります。体の機能強化や精神面の向上、心身の統合といった点では共に近いところがあります。ヨガは呼吸とポーズによっての統合、ピラティスはマシンを使いながら筋肉や骨、関節を意識した体幹コントロールをしながらの統合を目指すと言えると思います。

このように簡単に語れるものではない位奥深い歴史と思想がある二つですが今回は簡単にご紹介させていただきました。一度両方体験してみることをおすすめします。

Pilates Studio Magent

関連記事一覧