ピラティスの効果〜体編〜

ピラティス

ピラティスやってみようかな?と思った時、考えるのがその効果です。貴重な時間とエネルギー、お金をかけるならその効果を実感したいですよね。そこでピラティスを10年近く続けてきたトレーナーが実感しているピラティスを継続して感じた効果をお伝えします。

目次

①姿勢改善

②体幹の強化

③呼吸力UP

①姿勢改善

ピラティスで特に重要なのが背骨とその動き、流動性です。背骨は一骨一骨が連なって1本の柱のようになっていますが、あらゆる方向へ動かすことによって背骨とつながるその周りの筋肉が動きます。曲げたり伸ばしたり捻ったりといった動きを出すことによって体全体の柔軟性が増す他体の深部から活性化されるのです。

現代では長時間の座りっぱなしやパソコンやデスクワークによる姿勢の悪化を感じる人が増えています。重力に逆らう引き上げるべき筋肉が衰え体が丸まってしまう傾向にあります。筋肉を縮めっぱなしにすることで体は硬くなり腰痛や肩こりといった痛みの原因につながります。あらゆる体の機能の低下も引き起こします。そこで背骨とそれと密接するインナーマッスルを意識して動かすことで柔軟性が高まり良い姿勢になります。

②体幹強化

なぜ骨盤、体幹の安定力がピラティスで重要視されているかというと体幹と言われる骨盤と背骨のある体の幹の部分は腕や脚の筋肉と繋がっているから。体幹がが安定することによって上肢(腕や肩)、下肢(脚・股関節)の可動域が高まる。逆に体幹が不安定だとその周りの手足に無駄な動きが出たり間違った四肢の使い方で痛みが出たり怪我にもつながる。

骨盤、体幹が安定し強化されることで関節可動域も広がり使われる筋肉、血流、代謝も上がるのである。その効果はダイエットをしている方にとってはとても良い効果がある。

③呼吸力UP

なぜ呼吸力を上げることが大切なのか。呼吸で働く主なインナーマッスルというのが横隔膜、骨盤底筋、腹横筋、多裂筋と言われる深層筋(インナーマッスル)である。ピラティスでは主にこの呼吸筋を意識しながら動く。この呼吸筋を強化していくことで私たちの体は隣り合う内臓をマッサージし正しい位置に引き上げてくれる。また呼吸が正しくできるようになると自律神経が整い、免疫力も高まると言われている。血液循環を高め、冷えからくる様々な症状を軽減させてくれるのである。

また姿勢が良くなり呼吸が深くできるようになることでストレスの軽減にもつながる。緊張している時や不安や怒りを感じている時は誰しも浅い呼吸になります。そういう時は大抵姿勢が崩れています。しっかり吸いしっかり吐ききれることで神経や心拍数も落ち着き、心臓への負担も減る。呼吸力と姿勢、リラックスは密接に関わりあっています。

関連記事一覧